春原兄妹をクリア。
今回はストーリーの内容も含めてやや長めに書こうと思う。
よってこれより先はネタバレ含むので注意。
物語は春原陽平の妹である春原芽衣がやって来る事から始まる。
春原の取り得であったサッカーを辞めてしまった兄の様子を見るなんていい妹じゃないか。
そして芽衣は決して「ケェーーーッ!」なんていうバケモノでも無い(笑)
むしろかなりかわええ方だぞ(*´Д`*) ロリ属性はあまり無いが、芽衣は普通に可愛い。
朋也が冗談で芽衣に「今日から俺の妹になってくれ」と言うイベントがある。
朋也の頼みを了承し、朋也の仮妹(笑)となった芽衣が朋也に「おにいちゃん」と呼ぶ。
しかし突然何かの才能が開花したかの如く目覚める朋也…。朋也曰く、「これは…いい!」
俺も…いい!
な、何コレ?たった一言…たった一言「おにいちゃん」と呼ばれただけなのに…。
しかしこの胸の内にあるときめき感はなんなんだ?PC版ではこんなときめきは無かったぞ!?
…声か!!声があるだけでこうも違うのか!!しかもボイスは田村ゆかり嬢!!
「おにいちゃん」なんてただの代名詞に過ぎないのに、その内に秘める破壊力は凄まじい。
物語もクライマックス。いじめられている子供達を放置したり、言いたい事も言えない春原。
すっかり腑抜けてしまった兄の姿を見て落胆する芽衣。
しかしそれでも芽衣は兄の事を慕い続けている。兄の事を信じている。
春原は芽衣の考えているが、ヘタレな性格が災いして行動に出せない。
兄に心配してもらいたくて芽衣は色々と行動するが、当の本人は不動状態だった。
以前のような兄になって欲しいと…春原にもう一度サッカーをさせたいと願う芽衣。
兄をチャンスを与えて欲しいとサッカー部に懇願する芽衣。
しかしサッカー部の連中は顧問含みそんな芽衣を嘲笑うだけ。
春原は元サッカー部の問題児なだけに、その嫌われようは半端じゃない。
それでも何でも手伝うと言った芽衣。これに対してサッカー部はしぶしぶ了承し、球拾いを命じる。
しかしそれを知ってかサッカー部の連中はわざと検討違いの所にボールを蹴る。
ボロボロになりながらも真面目に球拾いを続ける芽衣と朋也。
この時は俺もマジでサッカー部の連中に怒りが込み上げてくる。
芽衣にボールを当てた時なんてこいつらは本当に人間なのかと疑ってきた。
練習も終わり、満身創痍になった芽衣はそれでもお願いを続ける。
しかしサッカー部の連中は端っからお願いを聞き入れるつもりは無かった。
そしてとうとう泣き出す芽衣。「おにいちゃん…たすけて」と兄を呼ぶ声が痛い…。
しかし兄は現れない。この状況を知っているハズなのに現れない。
サッカー部の連中はますます芽衣を罵り嘲る。芽衣はひたすら「おにいちゃん」と呼ぶだけ。
今まで芽衣の為を考えて我慢してた朋也だが、それももう限界に達していた。
拳を握り締め、サッカー部の連中に制裁を加えようとしたその時!
春原「芽衣をいじめるなあああああああああああああっ!!」
春原「芽衣をいじめる奴は、ぼくが許さないぞおおおおおおっ!!」
この瞬間、俺の中で一気に爆発するかの如く何かが込み上げた!
そして頬を伝う涙。こ、この俺が…泣いている!?しかも不意打ちで!?
PC版の春原シナリオで泣く事は無かったのに、一気にやられた…こりゃ初めてだ…。
この時の春原は最高にカッコ良かった。おめー遅ぇよ!とか思いつつもやっぱりカッコ良かった。
そして始まる大乱闘。勝敗の結果は定かでは無い。
大乱闘後も束の間、今度は朋也と春原が喧嘩を始める。
しかしサッカー部との喧嘩とは違う様子だ。何かを伝えるようにして殴り合う。
必死に止める芽衣。…やがて治まった後、兄の胸に飛びつく。
朋也はそれを一瞥してその場を後にした。
…そして日常に戻った。部屋で朋也と出会った時の事を語る春原。
一緒に馬鹿な事をやれる友人は最ッ高の友人だ。そこは俺も同意。
この2人の友情はいつまでも続く事だろう。
というワケで不覚にも泣いてしまった春原兄妹シナリオ。
感動をアリガトウッ!アリガトオオオウッ!!
次は一ノ瀬ことみに決めた!!