琉那宅に行った時に彼がオススメした「GUNSLINGER GIRL」を読んだ。
簡単にその感想でも。
名前だけならあちこちで目にした事があったが、内容までは未タッチ。
よって何の前知識も無く1巻から読み始めたら、いきなり衝撃的なシーンが。
10代前半~中盤ぐらいの可愛い女の子が銃で人を殺してるのを見てビックリ。
え?え?何なの?と思ったが、すぐに理由が書かれていたので把握。
彼女達は「義体」という体を持ち、薬剤によって洗脳されている諜報員。
ここではヘンリエッタ、リコ、トリエラ、クラエス、アンジェリカ達がそうだ。
洗脳されているからと言って完全なロボットではなく、基本的には心も感情もある。
義体担当の人に忠実になるようにされているだけだ。
よって担当官の為だったら殺しすら躊躇わない。彼女等は平気で人を殺せる存在。
ストーリーは「社会福祉公社」に所属する義体達と担当官が中心となる。
暗殺や調査といった仕事や、義体と担当官との間に渦巻く想いなどなど。
ヘンリエッタとか純真無垢でとても可愛いよね、トリエラはツインテールツンデレだし。
ヘンリエッタの担当ジョゼに対しての想いを見ると自然と胸キュンしてくる(笑)
まぁ間に立ちはだかる超えられない壁に対してどう行動するかが見物だ。
任務を忠実に行う事によって担当から褒めて貰え、一歩近付ける。
この一生懸命な所がまた可愛い。葛藤する姿もまたアリ。
過酷な運命を背負いながら戦う少女達を見て複雑だなーと思った。
今こそ皆で仲良くやってるが、いつバランスが崩壊するかも分からない。
特に薬で制御してるってのがね、アンバランスな関係という事を感じた。
それでも変わらず彼女達は今日も銃を取って政府の臭い所を排除する。
あーでも面白かった。今出てる1~7巻まで買いたいぐらいだ。
古本で見かけたら間違いなく衝動買いだな(笑)