●桜蘭高校ホスト部 第25話「ホスト部解散宣言」
桜蘭高校内は何かのテーマパークが作られるかの如く慌しい。
どうやら学校祭りが行われるみたいだ、ってこの準備っぷりは学校祭じゃねぇ…。
だがそれが桜蘭クオリティなのでもう突っ込まない事にする。
学校祭なので当然ホスト部もいつもより予算をかけ、気合入れて営業。
今回の衣装はフランス貴族をモチーフとしたものだ。これだけで幾らかかるのか…。
ホスト部に環の父親が来た。この桜蘭高校の理事長だ。
財閥の名に相応しい風貌とカリスマ性を備えている紳士と言ったとこ。
ハルヒは初めてご対面。あのバカ環と全然似てない態度に疑念を抱くハルヒ。
しかし、ハルヒと会った途端態度がだんだん怪しくなって来た(笑)
カエルの子はカエルだ。何が「私の事はオ・ジ・サ・マと読んでくれ」だ(笑)
鏡夜の父親も来たが、いきなり鏡夜を殴ってしまう。
こんなくだらない事(ホスト部)をやってた事に憤慨したらしい。
鏡夜はいたって冷静だったが果たして真意は…。
環の祖母も来店。その瞬間ハルヒ以外のホスト部員達の目の色が変わる。
環の祖母は環をまるで汚い物のように扱う。それでも笑顔で対応する環。
環は祖母の命令で、フランスから来た超お嬢様のエスコートをする事に。
エスコート中、そのお嬢様は環に対して色々手厳しい事を言う。
特にダメージを受けたのが、自分のワガママの所為でホスト部員の自由を奪っているんじゃないかという事。
色々と思い当たる節がある環は悩み始めてしまう。
ハルヒはホスト部員から環の生い立ちについての話を聞いた。
初めて聞く環の過去、ハルヒにとっては衝撃的であった事だろう。
あまり自分の事を語らず、いつも陽気でいる環からは想像もしなかったに違いない。
環が帰って開口一番、皆に大事な話があると真剣な眼差しで言った。
「この桜蘭祭が終わったら、ホスト部は解散する」
次回で最終回。