●乙女はお姉さまに恋してる 第3話「おとめが乙女を選ぶ時」
学院内は次のエルダーの話で持ち切り。
まりや達は瑞穂をエルダーにすべく、何やら色んな動きが(笑)
女性の噂話好きという特徴を活かして瑞穂エルダー当選計画を進めていく。
エルダー投票の日がやって来た。
候補は瑞穂と生徒会長の貴子に絞られる。全校生徒の75%の得票で当選だ。
瑞穂はなんと82%という圧倒的な票数を獲得し、見事に当選。
しかし貴子がこの結果に異議を申し立てる。伝統あるエルダー選を編入して来たばかりの生徒に、しかも噂が横行した結果の得票は認められないと言う。
まぁ確かに貴子の意見も一理あるかもしれない。本気で言ってるかどうかは別だが。
この異議に横槍を入れたのは昨年のエルダーだった紫苑だ。
紫苑は貴子の意見を尊重しつつ、瑞穂の票の有効性も唱えて見せた。
一通り主張が終わると会場内がスタンディングオベーション!全米が泣いた(笑)
その直後、紫苑は倒れてしまう。病弱な身の上、体に負担を掛けてしまったからだ。
瑞穂がすぐに紫苑を抱きかかえ、保健室まで直行。そんな逞しい姿を見せられたら…。
まぁ幸いにも男バレは無かった。むしろ余計好感度が上がってるような…。
そんなワケで男でありながら、晴れてお姉さま達のトップのエルダーになったとさ。
瑞穂の苦難はまだまだ続く。