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リトルバスターズ プレイ日記 3

三枝葉留佳をクリアー。
トラブルメーカーの名が相応しい彼女だが、その行動の裏側には何が…。
くどいけど以下ネタバレ注意。


ところ構わずイタズラをし、それに理樹もよく巻き込まれる。
リトルバスターズ達にも劣らない暴君(?)っぷりだ。騒動のベクトルが違うけど。
今日も元気に風紀委員達に追われる葉留佳だが、風紀委員長の二木佳奈多の登場で空気が一変。
注意されるならまだ普通だけど、佳奈多は異常とも思える葉留佳への侮蔑っぷり。
いつもならやははーと笑い過ごす葉留佳も佳奈多に対しては人が変わったかのような態度。
その後も佳奈多は葉留佳と会う度にロクデナシだの皮肉をたっぷり込めて侮辱する。
明らかにこれは異常。二人の間に一体何があるのか…物語はそこを主体に展開される。

勘のいい人ならすぐ気付くかもしれない。俺は途中で何となく感づいていた。
三枝葉留佳と二木佳奈多の名には類似性が見られる事。「三枝」「二木」「はるか」「かなた」。
そして同じ髪の色、似たような髪止め。お互いの事をよく知ってそうな発言。
そう、二人は双子の姉妹。しかも異父二卵性双生児という極めて珍しい父違いの双子だ。
省略してるトコ多いけど、簡単にまとめるとこんな感じ。

嫁は二人の婿を迎えるという三枝家のしきたりによって親達の人生が狂わされた。
二人のうち一人の父は事件を起こして収監され、残りの父と母は勘当。
娘二人を取り上げられ、それぞれ二木と三枝の家で過ごす事になった。
問題はどちらが葉留佳及び佳奈多の父なのか曖昧になったまま。
よって常に二人に競争させていたそうだ。劣っている方が蔑まされるという残酷な運命。
こんな感じかね。ホントひどい話だな。こんな家庭あるのか?

葉留佳の行動の真意。
あらゆる面で優秀な佳奈多を困らせる為に毎日のように悪戯を重ねていた。
そうすれば二木の家で葉留佳の面倒も見れないって事で佳奈多が厳しい罰を受けるからだ。
三枝家で自由のない生活をしていた葉留佳は佳奈多が羨ましかった。
憎しみの押し付け合いをする事で二人の関係が成り立っていた…皮肉すぎるね。
まぁ最もくだらないのはその三枝家のよく分からないしきたりだね。
世間体を守る為ならば娘達に残酷な仕打ちをしても構わない。反吐が出そうだったわ。

最終的な目的は真実を知る事。葉留佳を負のスパイラルから救う事。
その為に理樹が色々と動くんだが、あくまで今回彼の役割は彼女のサポート。
理樹にとって三枝家の事情は重過ぎるんだろう…一番いい解決策なんか分かるワケがない。
ただ手を差し伸べたり、手を貸したり、傍にいてやったり…本当単純な事だ。
そして恋人となり、葉留佳にとってそれは自分を変える大きなきっかけともなった。
縁の下の力持ちという言葉があるが、理樹はその役目を十分に果たしただろう。
言葉の暴力がひたすら続くので結構精神的に来るね。
しかもエンディングほぼギリギリまで続く。本当に解決するのかよと疑ったぐらいw
終わった時のカタルシスはなかなか爽快。でもちょっと消化不良な部分があるけどね。
正直「あれ、これで終わり?」と頭の片隅では思っていたかもしれねー!
まぁ来ヶ谷エンドよりかマシかw分かりやすいハッピーエンドだったからね。

見所は佳奈多が葉留佳を憎んでいた理由を語るトコと和解のシーン。
俺の涙腺に大きなダメージを与えていきやがった!やっぱ兄弟姉妹はこうでなくちゃ!
さて、お次は西園美魚を攻略すっぜ。