・狼と香辛料 4巻
クメルスンで手に入れた情報を元にさらに北を目指すロレンス達。
村の入り口付近で粉挽き少年のエヴァンに出会い、意味深な発言を残しながら案内する。
一行はテレオという村に辿り着き、ヨイツの手掛かりを知る司祭がいる村の教会を訪ねる。
出てきたのは無愛想な少女のエルザ。司祭のフランツは既に亡くなってしまっていた。
村長の元を訪ね、この村の事を調べていくうちに村の秘密が明らかになっていく。
そしてある事件が起き、村全体を巻き込んだ騒動にロレンス達は巻き込まれてしまう。
支倉凍砂氏が送る経済ファンタジーの4巻目!
相変わらずロレンスとホロのやり取りには裏を読み会う微笑ましい光景。
やはりホロに食わされまくるが、その事には慣れたようで軽く往なす技も備わった?
最初は無愛想な態度を見せたエルザUZEEとか思ってたけどもちろんその理由もあるワケで。
エヴァンに対しては凄く心を開いているのを見てなんとなく予想は付くでしょう。
エルザとエヴァンのラブラブぶりを見てホロがロレンスにカマ掛ける所が萌える!
なんという孔明の罠…間違いなくホロには誰も逆らえない!
エヴァンも絶対尻に敷かれそうなタイプだな。間違いなくヤツはヘタレ。
村の騒動に巻き込まれた時もロレンスとホロの頭脳が発揮されるんだけど、主役はエルザ。
お二人は裏方でしたな。強力なバックがいるとは言え、エルザの立ち回りの良さには関心した。
自分の居場所が無くなるかもというプレッシャーにも屈せず、最良の選択を判断して行動。
あのロレンスが関心する程だ。ただの小娘じゃないな、それに比べてエヴァンと来たらw
ホロの故郷の事も少しずつ明らかになっていった。
でもまだまだ足りない状態。ヨイツはそんなにマイナーな村だったのか。
フランツ司祭が残した本でも扱いが小さかったし!カワイソス。
うん面白かったぜ。3巻程の勢いはなかったけど、特に気にするレベルじゃない。
よし、やっと5巻だ、ようやく追いついたぜ。