●図書館戦争 第10話「里帰リ、勃発」
今回の任務は水戸の図書館で開催される美術品の県展の警護。
展示される優秀作品ってのが良化法を糾弾するような内容なので衝突は免れない。
郁の実家が水戸にあるのも加わって、彼女にとって最大の任務になるだろう。
水戸の図書館は異常な状態になっていた。
防衛部の立場が非常に弱く、業務部の奴等が好き放題やっている。
背景には水戸図書館長が「無抵抗の会」の顧問をしている事にあった。
武器を持たない主義なので当然防衛部はほとんどお払い箱状態。
そして良化隊に立ち向かう手段もないので向こうにとっても検閲し放題。
図書を守るハズの図書隊とは思えない無残な光景がそこにあった。
業務部の嫌がらせは派遣されてきた郁にまで及ぶ。
うわぁーこいつは頭にくるな。女性の嫌がらせってホント陰湿だよな。
水戸の防衛部の連中は正直こんな状況でよく耐えているよなーと思う。
もちろん辛いが慣れたから平気と。そういう問題じゃなかろうに。
郁も女の子なのでこの嫌がらせには精神的に相当キていた。
単細胞でおバカだけど、やっぱりそこら辺は女の子だな。
郁を慰める堂上がまたカッコいいなこんにゃろう。郁も堂上に胸を預けて泣く。
まぁそれが可愛いんですけどね!でも俺より身長高いんだよね!
その後、郁が正攻法で業務部に対抗し涙目になる奴等の顔を見てざまぁwwと思った。
やっぱり暴力なんかより、社会的に制裁を加える方が何倍もスカッとするわ。