●狼と香辛料II 第10話「狼と孤独な微笑み」
ホロを売れと言ってきたエーブ。もちろん、これには理由がある。
50人会議で毛皮の取引は現金でしか応じないという事が決定し、
その毛皮を買い占める事ができれば莫大な利益を得る事ができる。
大量の現金を得る為に、ホロを貴族の娘だと言って売れという事だ。
あと、ホロを売るというのは最終手段であって、担保みたいなもの。
ならそうだと最初から言わんかいw
この取引が実現できれば、念願の店を持つ事ができる。
しかもアロルドから宿ももらえるとかオイシイこの上ない。
ロレンスが一番心配に思っている事はホロの件だ。
ドナドナド~ナ~と荷馬車に乗って売られる姿を想像しちゃったのだろうか。
その悩みをホロに相談したらたわけ!と怒られた。
いつからお主はそんな保守的な商人になったんだという事に怒っているようだ。
出会った頃のロレンスは利益の為なら敢えて罠に乗って逆にその罠を利用するぐらいの行動力があった。
ホロに言われてその頃を思い出し、やる気になったようだ。
マサルさん風に言うと「男ならやってやれだ!」
そんなわけで早速情報収集。
教会の動きについて、そしてエーブの話が本当なのかという事について。
またあの酒場のねーちゃん登場。うむむ、口達者な女狐め…俺もこんな言葉かけられたい!
概ねの事情を察し、本格的に取引に協力する事に。
成功すれば大儲け、失敗すればホロが売られる。
まぁホロは別に売られても簡単に逃げ出せちゃうと思うんだけどね。
賢狼モードで余裕ですよ。まぁ後処理が凄くめんどくさそうだけど!