・U.F.O. 未確認飛行おっぱい 著:大橋英高
乳神様を祀る神社の跡取りにして、おっぱいに生涯を捧げる男、如月悠斗はおっぱいを揉むだけで大きくできる異能を持っていた!その力で、日夜バストに悩む女の子に豊胸の儀式(おっぱいモミモミの意)を施している彼だったが、ある日御神体を狙う一味に襲撃される羽目に!
第11回えんため大賞東放学園特別賞受賞作!
これほど頭悪いラノベが他にあっただろうか(誉め言葉)
おっぱい好きのおっぱい好きによるおっぱい好きの為の作品だ!
ジョルジュ長岡がいつもの3倍の速度で腕を振るに違いない。おっぱいおっぱい!
今読んでるところもおっぱい、ページをめくってもおっぱい、たまにフォント大でおっぱい。
ランダムで本を開いて「おっぱい」の単語がないページを当てるのが逆に困難なのではないか。
あらすじからあとがきに至るまで、作者のおっぱいに対する愛が溢れていた。
ebえんため特別賞を受賞できたのも、作者の情熱が伝わったからに違いない。
単にネタで選んだというだけだったりして。
確かにほとばしるパッションは伝わったんだけど、
冷静に物語の方を見ていくと、ベタな展開な上にハチャメチャで支離滅裂で超展開のオンパレード。
推理小説で例えると、気合と根性で犯人を暴いてしまうような強引さだ。
良い事を言っているようで全く良い事を言ってないステキな名言も見られる。
ネタをネタとして楽しめない人が読むと、
真っ二つに破ってゴミ箱に捨てるだけじゃ飽き足らず
直接ゴミ収集車に渾身のストレートでブン投げたくなるかもしれない。
手に持っているものはラノベではなく手榴弾だと思え!
マジメに読んではいけない。
もう一度言う、マジメに読んではいけない!
当然主人公がおっぱいを揉みまくるシーンもある。
現実世界で考えるとわいせつ罪だけで一生の半分を刑務所で過ごせそうな気がするが
人助けの為に揉んでいるのでそこは大いに目を瞑ることにする。
揉むシーンはエロイ。ここだけ見れば完全に官能小説の前戯部分である。
挿絵との相乗効果で俺の未確認起立物体がアブダクションされそうだ。
良い意味でも悪い意味でも凄かった作品。
人をかなり選ぶので購入しようか少しでも迷った人はやめた方がいいと思われる。
ちなみに自分は本能に任せるまま即買いだった。
理由は言うまでもない。自分はおっぱいが大好きだからだ!!
最後にこのラノベを人目につくところで読んではならない。
周りの人間関係を軽く破壊するだけの威力を秘めている。