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Angel Beats! 3話の感想

Angel Beats! 第3話「My Song」

Angel Beats!! 3話

Angel Beats!! 3話

死んだ世界戦線はゆり達だけではない。
NPCを陽動する為にライブを行うガルデモだって立派なSSSの一員だ。

今回はガルデモのギターボーカル・岩沢の過去が語られる。
聞き役はもちろん音無だ。ギャルゲー主人公のようなおいしいポジションだ。
Kanonの祐一もCLANNADの朋也も校内でいろんな女の子と立て続けに会話した。
思うんだけどAngel Beatsはやっぱりゲームとして出した方がよかったのでは…。

岩沢の家庭もワケアリだった。
「理不尽な理由で死んで未練がある」人が集まったのがSSSならば、
メンバーは全員ワケアリの過去を抱えているということになるのかな。
音無が記憶喪失なのも、思い出したくない経験をしたからなのだろう。
彼の過去が作品全体のキーポイントとなっていそうな気もするけど。

今回のSSSの作戦は「天使エリア侵入作戦」だ。
ガルデモがライブで陽動し、その隙に天使の強さの秘密を調べてしまおうというもの。
情報を征した者が戦に勝つと誰かが言っていた。
今までそれをしなかったのはSSSの皆は「アホ」だかららしい。
メンツを見渡す限り、否定できないのが悲しい。
というわけで作戦の為に天才ハッカー(らしい)・竹山をSSSにお迎えしたぞ!
自分のことを「クライスト」と呼んでくださいとかちょっと大丈夫なのかコイツ…。

作戦決行。ガルデモがライブ開始。
2曲目に披露された「Alchemy」という歌が個人的には好きだ。
この歌ってみゆきちが歌ってるわけじゃないよね?
でもみゆきちだったらまさか…と思ったけどEDクレジット見てやっぱり違った。
そうだよなーと思ったけど今のみゆきちは何でもできそうだからついそう思ったんですよw

ゆり達は天使エリアへ侵入。まぁただの女子寮の部屋なんだけどね。
竹山がパスワードクラックツールでPCに忍び込み、データを収集。
天使の必殺技は自分で開発したものであることが後に判明する。
ディレイとかハンドソニックとか技の名前も一つ一つ自分で考えているのだろうか…。

ガルデモのライブが教師達によって中断させられてしまう。
一人の教師が岩沢のギターを処分しようとしたら岩沢が決死の行動で取り返し、
その場で新曲「My Song」を披露。静まり返る会場、教師は止めないのw

いいなぁこういう演出。ツッコむのも忘れてつい聞き入ってしまった。
だが演奏後に岩沢は消えてしまった。
天使のルールに従うだけでなく、未練がなくなって満足しちゃっても消滅するのか…成仏みたいだな。
今までの演奏はあくまでも作戦の一環と考えていたから消滅しなかったのかね。
この新曲は岩沢が本当にやりたかった曲なんだろうなーと。
めでたしめでたしなのかもしれないけど、これからのガルデモどうするんだ…。
ここはユイちゃんを是非新ボーカルに…ッ!!

EDからも岩沢の姿がなくなっている…。代わりに竹山が入ってるけど。
岸監督はED絵を微妙に変えていくのが好きなのか、氏監督作品によく見られる。
まさか毎週誰かしら消えていくんじゃないだろうな…。
Keyらしい演出だけど、まだキャラに思い入れがないので胸に込み上げるものがないんだよね。

これがギャルゲーだったら間違いなく、
伏線を張りつつ普通に学園を過ごす→全員クリア後隠しシナリオへ→実はここは死語の世界→一人ずつ消える
みたいなー。