次の町はハーブ園が名物のグリンフレーク。
最初はダイアラックのようにみんな石像にされており
諸悪の根源を倒して平和が訪れたと思いきや、ここからが本番なのであった…。
このストーリーはまさに昼ドラ並のドロドロな愛憎劇!
子供がメインユーザのドラクエになんてものを見せやがるw
登場人物紹介
・ペペ
ハーブ園の雇われ庭師。
庭師としての腕は一流で真面目で人柄も良く、リンダから好かれている。
しかし恋愛沙汰は萌えラノベ主人公並のからっきしの三流で
自分の事より相手の事を考えすぎる性格が災いして
リンダはイワンと結婚した方が幸せになれるんだと勝手に思い込み
「自分がこの町にいるとみんなに迷惑がかかる」とか抜かして
家族と仕事を捨てて町を出ていっちゃうという後味を究極に悪くしたバカ。
・リンダ
町娘。イワンの婚約者だが、親の借金帳消しの為の結婚であり、本命はペペ。
そのうちペペが私を連れ出して駆け落ちしてくれると思い込んでる脳内お花畑な妄想女で
「ペペのことが好きだけど借金を返したいし…」という
そのどっちつかずの態度がペペとイワンとの間に波乱を巻き起こし
悲劇のヒロインぶった態度が最終的に裏目に出て
全ての人間関係どころか町の運命にすらトドメをさしたバカ。
・イワン
ハーブ園オーナーボルック氏の息子。リンダの婚約者。
「リンダはオレと結婚するに違いない!」と根拠のない自信を持つおめでたい野郎で
無駄な行動力でリンダにストーカーまがいの事までするアブないヤツ。
自分中心の恋愛感を持ち、何故リンダがあそこまで苦悩してるかまるでわかっておらず
「リンダには自分が必要なんだ!」と最後まで完全にナイト気取りのバカ。
・カヤ
ボルック家のメイド。
ドロドロの人間関係を第三者な立場で見守ってるかと思いきや
本人はイワンに好意を持っており、主従関係を超えた禁断の愛を目指す危険な女。
「リンダはペペしか見えてないよ」とイワンの心を揺さぶったり
ペペにリンダとの駆け落ちを提案するなど、関係を引っ掻き回すとんでもない悪女。
その気になれば料理に毒を盛る事も厭わないデンジャラスバカ。
・ボルック
グリンフレーク名物ハーブ園のオーナー。
本人は至って普通だが、息子やメイドや庭師等がロクでもない人間ばかりなので
周囲に振り回され続けた挙句、現代では町そのものが滅んでしまう悲惨な結末が待っている。
一番の被害者は間違いなく彼であろうが
人間関係が修復不可能な所までこじれていることを見抜けなかったという点ではやはりバカ。
イベントが終わって現代に戻ったらグリンフレークという町は滅んでおり、
その東にペペが築き上げたメモリアリーフという町があった。
なんじゃそりゃ、誰が得した話なんだよ…。ペペは生涯独身を貫いたっぽいし。
というわけで始まりから終わりまで救いの無い話だった。
ずっと石像のままの方が幸せだったのかもしれん。