●あさっての方向。 第7話「二人のつかのま」
尋の誕生日の為にケーキを作ろうとするからだ。
誕生日の日にお手製ケーキだなんて…なんて羨ましいんだコンチクショー!
からだを泣かすような事したら死んで詫びるしかないねこりゃ。
しかも尋は自分の誕生日に気付かないだなんてどんな鈍感だよ!
自分の誕生日を忘れる人なんて滅多にいないんじゃないかなぁ。
相当忙しい日々を送っている人か、相当の変人ぐらいなんじゃね?
ケーキ作りを手伝う椒子だが、あまり料理をよく分かってなくてバロス。
バターの溶かし方なんて料理オンチの俺でもやり方知ってるぞ!
まぁそれは知識として知っているだけで、実践したことはないけどね。
ケーキも完成し、後は尋の帰りを待つだけ。
からだと椒子に誕生日を祝福される尋。至福の時だね。
椒子の本に挟まっている1枚の写真を発見するからだ。
その写真は尋と椒子が付き合っていた時の写真だった。
椒子が好きだった人は尋だと初めて知るからだ。やばい…修羅場フラグ!
そして…からだは…この街を黙って…去ろうと…していた…。
えええええええええええ?なんでええええええええええええ!?