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「図書館戦争」12話の感想

図書館戦争 第12話(最終回)「図書館ハ誰ガタメニ」

県展の攻防戦は幕を閉じたが、残された被害は甚大だった。
銃撃をモロに喰らった玄田隊長は意識不明の重体。
堂上は失認及び遂行機能障害の症状により、意識はあるけどほぼ無意識状態。
こちらの呼びかけにも応答しないし、自発的に行動もできない。
要はずーーーっとボーッとしてる事です。見ててケガしてるより精神的に悪いなこれ。

一方世間は図書隊に批難の声が上がっていた。
なんでも県展の件でメディア良化隊に多数の犠牲者が出たとかなんとか。
テレビのコメンテーターも図書隊を蔑むような意見ばっかり。
なんというメディア良化法贔屓の番組…便乗してやりたい放題だな。
こうして民衆は踊らされていくんだなーと。やはりテレビの力は強い。

当然図書館にも多数のマスコミが張り込み。
関係者のプライベートなんか関係ねぇ!と言わんばかりの強行取材だ。
郁はマスコミに捕まってしまうが、堂上の言いつけを守って暴力を抑えた。
そして図書館の信念を堂々と主張。あの郁がここまで言えるなんてビックリだw
勝手に取材に答えた事にはアウトかもしれんが気持ち的にグッジョブと言わざるを得ない。
この主張をきっかけに多数の応援メッセージが届いた。
やっぱり見てる所は見てる人がいるんだなーと。
まぁ世の中の人間が全員テレビの言う事を鵜呑みにしてたらエライ世の中になるが。

ラストシーンで堂上も意識を取り戻し、郁との感動の再会。
うーんこれはキタ。郁が想いを伝えた直後だったからなおさらだ。
果たして郁の告白の言葉を堂上は聞いていたのかどうかが謎だw

そんなわけで終わったけど、全体的にな感想としてはやはり内容を詰め込みすぎかなー。
原作3巻までの内容を12話とか正直ムチャだろw飛ばしてるシーンもちらほらと。
2クールで全4巻分の内容をじっくり描いていればいいアニメになったかもしれない。
元々全12話で作る予定だったらしいから今更言ってもあれだけど。
まぁでも面白かったです。原作で読んだ内容が具現化された物を見るという感覚でした。
あとオープニングが非常に良かったです。あれはいい!