9時集合なので8時15分に起きようと目覚ましをセットしたが、間違えて7時15分にセットしていたという事から本日の朝が始まった。
もう1時間追加で睡眠を取り、準備を済ませてから車校へ向かう。自転車で僅か数分の所にあるので便利だ。
現地に到着すると、入校希望者らしき人が結構いた。この時期だからあまりいないだろうとは思っていたがそんな事は無かったようだ。
受付で入学金を支払い、教本等の教材を受け取り名前を呼ばれるまで待機。名前を呼ばれたら係員の指示に従い教室へ向かう。
教室へ辿り着くと、どこの学校にでもあるような懐かしい形の引き戸が俺を迎えた。それを無機質に開くと他の入校者が数名席に着いてた。俺は前から詰めるようにして座る。
そして教員が来るまで待機。この教室内にいる入校車は自分含め8名だ。
しばらくしてから気の優しそうな男の教員が来た。出欠を取り、早速説明が始まった。
説明会に1時間を費やし、チャイムが鳴る。その後は運転適性検査だ。10分の休憩後、大型と二輪の方と合同に始めるそうだ。
適性検査の方はまるでIQテストを彷彿とさせるような問題だった。
例にある図形と一緒の図形に丸を付けろという問題や、簡単な計算問題、そして性格検査などが行われた。いずれも制限時間がかなり短いのが特徴。
適性検査が終わったら、早速第1回目の学科教習に入った。
車社会でのマナー・責任・心掛ければならない事を学び、最低限の常識についても学んだ。
俺は教員の教えに耳を傾け、それら一つ一つを大事に記憶の引き出しへとしまう。
俺はドライバーとしてのマナーを守るという事を自分自身に対して誓った。
1回目の学科講習が終わり、技能講習の予約の取り方の説明が教員からされる。
最初に貰ったIDカードで機械に通し、表れる画面を操作して予約を行っていくという順序だ。
早速スケジュールを確認し、操作を覚えるのも兼ねて俺は月曜の18時40分に予約を入れた。そんなに残業しなければ充分間に合う時間だ。
その後は1回目の技能講習が始まるまで待機。今日の18時から専門の友人達と飯食いに行く予定なので、だるまとメールしつつ時間をやり過ごす。
そして時間が来た。技能講習とは言ってもいきなり車に乗るワケでは無く、最初はトレーチャーという車の運転のシミュレーションが出来る機械を使っての講習だ。
まぁゲーセンにある車ゲームのヤツを想像してみれば一番分かりやすい。まんまあれだ。
前方のディスプレイに映し出される映像に沿って操作の説明を受ける。
確認の仕方、各装置の名称と説明、操作の仕方など、運転する上での最低限の事をやった。
発進する所なんて最初は焦りまくり。特にクラッチを使いながらのアクセルとブレーキの操作がややこしく、チキンになりながら慎重に操作をしていった。
周りからエンストしましたという声が幾つか掛かっていたが、俺は一度もエンストしなかったぜ( ̄ー ̄) 無茶苦茶スローリーな動きだったけどな(笑)
実際に何かしら操作をしていると時間ってのは早く経つもので、いつの間にか50分経って講習が終了したようだ。
これで本日分のカリキュラムは終了。後は自分のペースで学科講習に出たり、予約を取って技能講習を受けたりして、まずは仮免取得を目標に頑張る。
本日から始まる車校ライフを充実した物にしたいものだ。