いつものように地下鉄を利用していたらとあるカップル発見。
そのカップルは男性が西洋系の外国人(ジョンと勝手に命名w)で女性が日本人というインターナショナルな組み合わせだ。
外国人を見慣れている俺にとっては別に珍しくとも何とも無かったが、ジョンの行動が面白かった。
まず、やたらと女性にベタベタする。片手は女性の肩に常時置かれているのがデフォで、意味も無く体を摺り寄せている。
女性の方は少々抵抗しているがあのニヤケ顔を見るに心底嫌がってないハズ。
最近涼しくなってきたからってこんな所でラブヒートを発されても困る。色んな意味で熱くなる。
バカポーだ…やれやれと思いながらしばらく様子を見ているとジョンは手に持っていたコンビニの袋からある物を取り出した、それは…。
スティックパン
ほら、アレだ、細長い菓子パン。俺が好きなやつ(知るか)。
おもむろに取り出したスティックパンをどうするかと思いきや、それを女性の口付近まで持って来た。
どうやらあ~んさせて食べさせたいらしい…。しかしポテチなどの菓子なら分かるがどうしてスティックパンなんだ…。
明らかにあ~んさせるには不向きの物だろう…。外国人の考えは読めない。
女性の方もそのリクエストに応えるが如くスティックパンを口に受け入れる。
そして一言「おいしいね♪」。ジョンも「おいしいでしょう?」と返す。
この味気ない会話のやり取りが俺のツボを刺激wwwジョンが流暢な日本語を喋った事なんてどうでも良かった。
その後もジョンのスティックパン責めは容赦なく続く。待て、自分は食わねーのかよ。
しばらくすると女性の方も腹が膨れてきたのか、表情が険しくなった。
しかしジョンのスティックパン責めは相変わらず続けられる。おい、それ何本目だよ!!
とうとう女性の方から本気で嫌がった!顔を思い切り背け、スティックパンから逃れようとする。
だがジョンはそれを察しているのかいないのか、無理矢理にスティックパンを食わせようとする。
ちょwwww明らかに女性イヤがってるじゃねーかwwwwヤメタレwwww
無理矢理スティックパンを食わせようとするジョンの仕草が俺の笑いのツボをさらに刺激する。
ちょっとヤメテクレwwwwこのままだと俺がスティックパンにやられてしまうwwww
やがて理解したのかジョンはスティックパンという凶器を下ろした。
しかしジョンの顔はニヤケっぱなしだ……今度は何を企んでいる!!
残念ながらここで駅を降りなければならなかったので、その後の様子は不明。
でもきっとジョンは今日もスティックパンを振りかざして戦っているに違いないwwww